上越市立美守小学校

　１，２年生と一緒に学校生活を送ったヤギさんの卒業式がありました。思い出発表やメッセージ、ごちそうのプレゼントなど、準備したプログラムが１つ１つ終わっていくたびに、お別れか近づき、子どもたちのさみしさがどんどん募っていくようでした。

　最後にギュッとヤギさんを抱きしめる子どもたち。ヤギさんの温かさが全身に伝わってきます。最後は、遠く離れていくヤギさんをいつまでも見送る子どもたちでした。
　数カ月という短い間でしたが、子どもたちはヤギさんのお世話を通して、相手を思いやる気持ち、相手のために行動する力、仲間と協力して物事をやり遂げる喜びなどを学ぶことができました。
　休日の当番など、ご協力いただきました保護者の皆様、大変ありがとうございました。

　1，2年生が育てたサツマイモが見事に実りました。そこで、全校で焼きイモ体験をやってみようと1，2年生を中心に企画、準備がスタート。秋晴れの25日、グラウンドで焼きいも大会が行われました。

　1，2年が中心になって拾い集めた落ち葉や5年生が育てたもち米の稲わらを使って焚火をし、サツマイモを並べます。その後、焼きあがるまでは、6年生のファミリー班長が中心となってファミリー班で遊びました。

　焼きあがったおいしい焼いもを秋空の日差しの中で、全校みんなで味わいました。全校で過ごした楽しい美守小の思い出がまた一つ増えました。

　ヤギさん（ポポさん）とのお別れの日が近づいてきました。全校のみんなにヤギさんをかわいがってもらいたいという思いから、1，2年生がヤギさんとふれあいデーを企画しました。
　給食の時間にPRしたり、初めて全校放送でアナウンスしたり。自分たちのやってみようを一生懸命に実現する1，2年生の姿に大きな心の成長を感じました。
　お別れの日まで、一生懸命お世話をし、ヤギさんに楽しい思い出を作ってもらいたいと頑張っています。

　11月20日、さんわお話クラブの皆様にお越しいただき、読み聞かせの会を開催しました。
　三和区やその周辺の昔話を中心に、クラブのあたたかな語りでの読み聞かせ、素晴らしい挿絵を披露していただきました。

　最後にはオカリナの優しい音色と歌声に合わせ、みんなで手話と共に歌を歌い、和やかな雰囲気で会が終わりました。
　物語の世界に浸る心穏やかなひと時でした。

　さんわお話クラブの皆様には、美守小学校の子どもたちの情操教育の推進に、長年にわたり尽力していただきました。本当にありがとうございました。

　今年度も上越教育大学の大場研究室の皆様により、外国語活動の支援をいただいております。
　今年も里公小学校の皆さんとの外国語の授業での交流活動を実施していただきました。大勢の友達と一緒に学ぶ経験は、美守小の子どもたちにとってとても貴重な経験です。また統合に向けての仲間づくりとしても大事な時間です。
　今後もいろんな学習活動を通して、3校の交流活動を進めていきます。

　小学校生活最後のPTC活動は、ハーバリウム制作にチャレンジしました。一緒に材料を選んだり、作業を進めたりしてそれぞれが素敵な作品を完成させることができました。

　

　お忙しい中来校いただきました保護者の皆さま、そして準備や運営をいただきました役員の皆さま、大変ありがとうございました。
　たけのこ学年も卒業まで残すところ70日を切りました。最後までご支援いただきますようよろしくお願いいたします。

　学校だより11月号です。下のPDFをクリックしてご覧ください。
＜主な内容＞
１　閉校まであと70日（11/21現在）
２　三和中学校区同和教育推進の取組
３　12月の予定

　秋の読書旬間が始まっています。
　今日は、子どもたちが好きな本を持ち寄って、お互いに読み聞かせをする会を開催しました。
　読んであげる子ど子たちも、お話を聴いている子どもたちも、お互いを思いやって集中する姿が印象的でした。
　物語に親しむとてもいい時間が過ぎていきました。来週は、さんわお話クラブの皆さんによる読み聞かせの会に全校児童で参加します。とても楽しみです。